ベッドパッドや敷きパッドを使っていますか。ベッドパッドって何?敷きパッドって何? ベッドパッドと敷きパッド、何が違うの?…、ベッドパッドや敷パッドって何でしょうか。
どのような役目があって、どのように使うのでしょうか。そういったところをご紹介したいと思います。
ベッドパッドや敷きパッドって何でしょうか?
ベッドパッドと敷きパッドはよく似ていてややこしいですよね。
マットレスの上に敷くものであることは同じなのですが、敷き方や敷く目的は全く違います。
ベッドパッドとは
ベッドパッドはマットレス(あるいは敷布団)の上に直接敷いて、寝汗などからマットレスを保護するとともに、マットレスの弾力を調節することができます。
表はキルティング加工がされていて、中材にはポリエステルなどの綿が入っています。厚みも色々あるので、寝心地や季節などによって選ぶことができます。
敷きパッドとは
敷きパッドは一般的にシーツの上に敷きます。直接体に触れるので、肌触りが大切です。そのために季節や好みに合わせて色々な素材の敷きパッドが出ています。
敷きパッドを敷くことで、シーツでは得られない快適な寝心地が得られます。
ベッドパッドや敷きバッドはどのように使うのでしょう?
それぞれの敷く場所は、まず、マットレスの上にベッドパッドを敷きます。そして、その上からシーツをかけます。ベッドだとボックスシーツが多いかもしれませんね。そして、その上に敷きパッドを敷きます。
下から、
マットレス→ベッドパッド→シーツ→敷きパッド、
という順番になります。寝るのは敷きパッドの上に直接寝るということになります。
ベッドパッドや敷きバッドはなぜ敷くのでしょうか?
ベッドパッドの2つのメリット
ベッドパッドを敷く理由としては、マットレスの保護と寝心地の調整という2つの目的があります。
1. マットレスを汚れと汗から守る
普通ベッドで寝る場合はマットレスの上にシーツをかけます。シーツはマットレスを汚さないようにという目的がありますが、人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
シーツを定期的に取り替えることで、マットレスの汚れは防ぐことができるでしょう。でも、汗はどうでしょう。
シーツを通してマットレスに染み込んだ汗は、マットレスの中で湿気として溜まってしまいます。マットレスの湿気はカビの原因にもなってしまいますよね。
ベッドパッドを使えば、汗をマットレスの手前で防ぐことになるのです。
マットレスのデメリットとして、洗えないというのがあります。一度ベッドの上に置いてしまうとそのままになってしまいます。湿気を防ぐために、マットレスを立てかけて乾燥させるということはできますが、洗うというのは到底無理な話ですよね。
でもベッドパッドが汚れたり汗を吸い込んで湿ってきたら、家庭の洗濯機で洗ってしまえばいつもきれいな状態で使うことができますよね。
2. ベッドパッドで寝心地アップ!
新しく買ったベッドでも、マットレスがちょっと硬いって感じることってありますよね。マットレスの購入時点ではちょうどいいと思っても、実際、毎日寝ているとやっぱり硬くて寝にくいと感じることがあります。
あるいは寝心地のいいマットレスでも、1年2年と使っているうちに背中にスプリングの感触を感じつようになることもあります。
そのような時にベッドパッドを敷くことで、硬さやマットレスの劣化による寝心地の悪さを改善させることができます。
柔らかすぎるマットレスの改善は難しい
固すぎるマットレスをベッドパッドでソフトな寝心地に改善することはできますが、逆に柔らかすぎるマットレスをベッドパッドで固めにすることはできるでしょうか。
実はとても難しいと言わざるを得ません。ベッドパッドの中材はコットンやウールです。パッドの硬さはメーカーや商品によっても、あまり違いはありません。
また、マットレスに重ねて使うトッパーというアイテムがあります。見かけは薄手のマットレスのような感じです。
素材は高反発や低反発のウレタンを使っているものが多く、厚みも色々あるので、なるべく5cm以上の厚めの高反発ウレタンのトッパーを使えば、ある程度は改善させることができるかもしれません。
しかし厚手のトッパーはそれなりの価格になるので、下手をすればマットレスを買い換えたほうがよかったということにもなりかねません。
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敷きパッドのメリット
敷きパッドは肌触りで勝負
敷きパッドはマットレスやシーツの上に敷かれ、その上に寝ることになるので、敷きパッドは肌に直接触れるアイテムになります。
そのため素材もいろいろで、最近ではマイクロファイバーを使った、滑らかな肌触りの敷きパッドが人気のようです。
吸湿性の高い素材が使われているものも多く、汗を吸収したり、マットレスの汚れ防止にも役に立ち、汚れた場合は洗濯機で丸洗いが可能です。
夏と冬で寝心地を変えることも
素材が多いので、夏は接触冷感素材などのひんやりしたパッドに、冬は保温性の高い素材を使ったパッドを使うことで、それぞれの季節も心地よく就寝することができるのも敷きパッドを使えばならではのことですね。
シーツは必要?
シーツはマットレスが汚れを防ぐと言う目的があります。シーツの厚みからいっても汗の侵入を防ぐことはできないでしょうが、昔から当たり前のように使われているアイテムです。
そこで起こる疑問は、敷きパッドを使うのであればシーツはいらないのでしょうかと言うことです。
敷きパッドは寝心地の向上やマットレスの汚れの防止、汗の吸収など、シーツの必要性を感じさせないことも事実でしょう。
結論から言えば、シーツを使うかどうかは自由ということになるでしょう。
ただ、敷きパッドもベッドパッドもマットレスの上に乗せてゴムのベルトで四隅を固定するという使い方をします。マットレスの側面は丸見えのままでカバーされないのですよね。。ですからマットレスの側面が見えてしまうのが気になるであれば、シーツを使ったほうがいいでしょう。
またシーツを使っていれば、ベッドパッドやマットレスの汚れ防止にもより効果があるとも言えそうです。
でも、そういったことが気にならないのであればシーツは必要ないでしょう。
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ベッドパッドや敷きバッドはあったほうがいいのでしょうか?
ベッドパッドの場合
ベッドパッドを使うのはマットレスの寝心地に不満があるときに、マットレスを買い換えずに寝心地を改善させる場合に必要になってきます。
汚れ防止という役割もありますが、マットレスのみで寝心地が満足できるのであれば、ベッドパッドは使うべきではないでしょう。ベッドパッドを敷くことでマットレスの弾力が変わってしまい、寝心地にも影響が出てきます。
敷きパッドの場合
敷きパッドは肌触りの面から寝心地を改善させるものです。マットレス+シーツだけで寝心地が満足できるのであれば必要はないと考えます。
ただ敷きパッドはあまり分厚いものではないので、マットレスの弾力にはあまり影響はないでしょうし、汗の吸収とかマットレスの汚れの防止と言う目的で使うのであれば、肌触りがいいと言うことも含めて使って損はないかもしれません。
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まとめ
ベッドパッドも敷きパッドも寝心地を良くするために使うアイテムです。必ずしも使わなければならないと言うものでもありません。
使うかどうかの見極めは、今使っているマットレスが、そのままで満足かどうかと言うことが判断の基準になってきます。
今のマットレスがちょっと硬くて寝ずらいとか、何年も使っていると背中にスプリングの当たる感触がすると言うのであればベッドパッドを試す必要があるでしょう。
敷きパッドの場合も、マットレスにシーツだけでは肌触りがイマイチ、と言うのであれば敷きパッド一枚で寝心地がグンと良くなるでしょう。
また寝心地は満足しているが、マットレスの汚れや汗の侵入を防ぎたいと言うのであれば、ベッドパッドは使わずに、吸湿性のいい敷きパッドだけを使うのがいいかもしれませんね。
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