赤ちゃんやペットのいるご家庭で畳の部屋にコルクマットを敷きたいと思っておられる方が結構おられるようです。
畳を保護するためという方が多いようですね。
これにも一長一短があります。
畳にコルクマットの良い点
畳の上に何かをこぼしたりすると大変です。
すぐに拭いたところで、見た目は綺麗になっても中に染み込んでしまうと九分九厘カビの原因になってしまいます。
ただの水であれば乾けば何とかなるのですが…。
ペットを飼っておられる場合でも、イヌが走り回れば畳に爪をひっかけることになります。
ネコも畳に爪を立ててボロボロに、ということになります。
また、模様替えをしようを家具をどけた時の畳についたへこみ。これも嫌なものです。
そのために畳の保護を考えてコルクマットを敷くというのは十分考えられます。
畳にコルクマットの問題点
まず、畳そのものがある程度の弾力性があり、またフローリングの床のように平らではありません。
その上にクッション性のあるコルクマットを敷いてしまうと、ジョイント部分に多少の浮きが出てしまいます。
ジョイント部分がずれるとその部分からコルクのフチが欠けやすくなります。
また、畳自体が吸湿作用や放湿作用などがあり室内の湿度を調節する機能があります。
その上にコルクマットを敷いてしまうとそれを抑えてしまうことになり、カビやダニが発生しやすくなります。
畳の上にコルクマットを敷く場合、そのようなことに気をつける必要があるのではないでしょうか。