自宅でストレッチやヨガ、フィットネス、トレーニングなどのエクササイズをしようと思っている方やもう既にされている方がおられるでしょう。でも、フローリングの床だと硬いし、畳ではボロボロになりそうだし、とお悩みの方もおられるでしょう。
そのような時は厚手のジョイントマットを使うという手があります。
ちょっと注意点もあるのですが、おすすめです。
リビングルームや自室の一角をフィットネススペースにしてみませんか。
自宅でフィットネスにジョイントマットを使うメリット
自宅で体を動かすと当然汗をかいて床がベタベタになってしまいます。
何か床に敷きたいところですよね。ヨガマットとかトレーニング用のマットを使うのが一般的でしょう。
でも、市販のマットは小さいですよね。体の動きに合わせたければもっと広い範囲がカバーできるマットが必要です。
その点、ジョイントマットは最適です。どのようなメリットがあるかというと…。
好きな面積に敷ける
ジョイントマットの一番のメリットですね。
敷きたい広さに合わせて枚数を増やしていけるのです。本格的なフィットネスルームにするのであれば、お金をかけてお部屋を改造ということもできるのでしょうけど、ジョイントマットだとお手軽に始められます。
体にやさしいクッション性
フィットネスをする時に注意しなければいけないのは、体に負担をかけすぎないということです。
無理をすれば体を壊します。また、直接フローリングなどの床の上で体を動かせが足やヒザ、腰に負担をかけてしまいます。
そのような時にジョイントマットのクッション性が足腰にかかる負担を軽減してくれます。
振動防止に役にたつ
ジョイントマットを防音対策に購入される方は多いのですけど、実際は音を防ぐというよりも振動を防いでくれるのです。
ヨガやストレッチなどは静かにできますが、エクササイズによっては飛んだり跳ねたりということで、結構床が振動します。
マンションやアパートでは近所の住人から苦情が来ないとも限りません。
当然使うジョイントマットは厚手に限ります。
ジョイントマットは滑りにくい
床が滑りやすいと、転倒してケガにつながります。
また滑りやすい床で体を動かしていると、滑りを防ぐために体に無駄な力が入ってしまい、足腰にも余分な負担をかけてしまいます。
その点ジョイントマットは滑りにくくできています。
ジョンとマットの素材であるEVA樹脂は浴室に敷くバスマットなどにも使われているのですからね。
いくつかの注意が必要
フィットネス用のマットしてジョイントマットはとても適しているのですが、いくつか注意をする必要があります。
ジョイントマットがずれないように
ジョイントマットの上で運動をすれば、マットに大きな力がかかってきます。
ジョイントマットを単につないだだけでは接続が外れたり、ずれ動いたりする場合があります。
まずマットを動かないように固定する必要があります。
マット自体も30cmや45cmのものより60cmぐらいの大判のマットが適しているでしょう。
そのためにはジョイントマットの接続部分を裏から粘着テープで固定して、接続が外れないようにする必要があります。
できるなら両面テープを使ってフローリングの床と一緒に固定するのが理想です。はがす際にテープのカスが残ると困る場合ははがせるタイプのテープを使います。
フローリングによってはテープを剥がすと、表面のコーティングが剥がれて見苦しくなってしまうものもあるので、前もって確認しておく必要があります。
格闘技などは難しいかも
ヨガやストレッチ、エアロビクス、筋トレなどはいいと思うのですが、柔道、レスリング、相撲などの格闘技などはジョイントマットでは難しいかもしれません。
大の大人が力一杯踏ん張ったりする力には、前期のジョイントマットの固定方法では耐えられないかもしれません。
ヨガやストレッチ、筋トレはあまり力のかかる動きを伴いませんし、エアロビクスでも基本的に上下の動きが多いですが、格闘技になると四方八方へ体重をかけた大きな力が加わります。
ですからなるべく避けた方がいいかもしれません。
ジョイントマットのいたみは早い
ジョイントマットの上で運動をするわけですから、マットがいたみやすいことは覚悟しておく必要があるでしょうね。いたみやすいのはやはり接続部分です。
少しでも段差ができると足などを引っ掛けてフチを欠けさしてしまいます。
また、力がかかるとマットがめくれて破れてしまうかもしれません。
そのような時には思い切って破損したマットをはがして、新しいマットと交換しましょう。
ジョイントマットを使う時は、前もってスペアのマットを何枚か用意しておいたほうがいいでしょうね。
すぐに買いに行くこともできるでしょうし、通販でも届くのにそれほど日にちもかからなくなってきましたが、品切れであったり、最悪、販売終了だったりする場合もあります。
ジョイントマットは消耗品ともったほうがいいかもしれません。
…という事で
一般家庭の中で運動をすれば、ドンドン、ドシドシと振動が激しいものです。
そのような時にジョイントマットは完璧にとまでは行かないまでも、多くの振動と吸収してくれて、とてもありがたい素材です。そのためにはなるべく厚手で大判のマットを使いましょう。
本来、スポーツ用として販売されているわけではないので、使っているうちに上記以外でも問題が出てくるかもしれませんが、低コストで自宅にジム…、とまでは行かなくても、体を動かせるスペースが作れるわけですから、ぜひ皆さんも工夫しながらジョイントマットを使ってみてください。