あなたが使っておられるベッドのマットレス、寝心地はいかがですか?何年ぐらい使っておられるのでしょうか。どのような高級なマットレスでも、いずれ寿命がきてしまいます。マットレスの寿命は約10年といわれています。もちろんマットレスの構造や種類によっても変わってきます。
寿命が来てしまったベッドのマットレスは買い換えなければいけません。ヘタってしまったマットレスでいつまでも寝ていると、快眠が阻害され、健康にも影響が出てしまうかもしれません。肩こりや腰痛の原因になるともいわれています。
とはいえ、ベッドのマットレスはそう安いものではありません。お気に入りのマットレスもあるでしょう。そう頻繁に取り替えたくもないですよね。それなら、なるべくマットレスを長持ちさせられたらいいですね。それでは、ベッドのマットレスを長持ちさせるにはどのようにすればいいでしょうか。
マットレスの上で飛び跳ねたりしない
ベッドのマットレスを長持ちさせるには、マットレス寝る以外の目的で使わないことです。例えば、ベッドの上で飛び跳ねたり、ベッドを踏み台代わりにして、高いところのものを取ったりということです。
マットレスの一部だけに強い力が加われば、スプリングの破損やウレタンが片寄ってヘタってくる原因にもなります。
敷バッドを使用する
ベッドのマットレスに湿気は大敵です。人は普通に寝ていても一晩にコップ一杯の汗をかくといわれます。それば夏になるとそれ以上の汗をかきます。それが毎日なのですから、マットレスの中も湿気でいっぱいなのです。湿気はカビやダニを増やす原因にもなります。そのためには、湿気がなるべくマットレスの中に入らないようにしなければいけません。そのために敷きパッドを使いましょう。
マットレスの上には何を敷いていますか。マットレスに直接シーツを敷いただけでは、シーツを通して汗がマットレスに染み込んでしまいます。マットレスの上にはまず敷きパッドを敷きましょう。敷きパッドを敷けばパッドが汗の吸ってくれ、マットレスに湿気がたまるのを防ぐことができます。
マットレスの方向を定期的に変更する
ベッドのマットレスは毎日使うものです。そうするとどうしても同じところに体重がかかり、その場所がヘタってきてしまいます。マットレスのヘタリは防ぎようがないので、できる限りへたらないようにすることが大切です。そのためにはマットレスの方向を変更しましょう。どうするかといえば、マットレスの上下、表裏を定期的に入れ替えるのです。
方法は、マットレスを使い始めて1ヶ月から3ヶ月経ったら…、
- マットレスを180度回転させて、頭方向と足方向を入れ替えて使用します。
- マットレスをひっくり返して表裏を入れ替えて使用します。
- マットレスが裏返った状態で頭方向と足方向を入れ替えます。
- また表裏をひっくり返します。
以上のローテーションを1ヶ月から3ヶ月の間隔で繰り返します。
そうすることでマットレスの寿命を伸ばすことができます。
ローテーションをするときには、窓を開け壁に立てかけるなどしてマットレス内の湿気を抜くようにしておきましょう。また、マットレスによっては構造上ひっくり返せないものもありますので、ローテーションをするときには確認をしておきましょう。
…ということで
近頃はベッドのマットレスも進歩していて、マットレスを変えることで熟睡ができたり、腰痛が治ったりということもあります。お気に入りのマットレスにめぐり合えば、なるべく長持ちさせたいものです。そのためにもマットレスの中に湿気がこもらないように、そしてローテーションを忘れないようにしましょう。
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