夫婦で使うベッド選びはどのように考えればいいのでしょうか?

ベッド
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結婚を期に新しいマンションに移ったり、家を買ったりして、二人だけの生活を始められるご夫婦もおられるでしょうけど、夫婦として一緒に住み始めるときに悩むのが、どのようなベッドを選ぶかといった問題が起こります。

夫婦が和室に布団を敷いて寝るのなら、夫婦それぞれの布団を並べて寝ることになるのでしょうが、洋室ではそう簡単にはいかないでしょう。

1台のベッドに夫婦で寝るか、寝室にシングルベッドを2台置いてツインベッドにするか、あるいは寝室そのものを夫婦で分けてしまうか。夫婦の事情はそれぞれあるでしょうから、これがいいというものはありません。

寝室そのものを夫婦で分けてしまうというのは、夫婦間でのはっきりした考えがあってのことでしょうから、それはそれでいいでしょう。しかし、夫婦は愛し合って一緒になったのですから、一つのベッドで一緒に寝るのが理想だと思います。

一つの寝室にベッドを2台置くか、1台にするかという点は悩むところではないでしょうか。

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ベッドはダブル?シングル×2?

夫婦で寝ることを想定したダブルベッド。あるいはシングルベッドに一人ずつ。当然、それぞれにメリットやデメリットがあるでしょう。そのあたりをちょっと見てみたいと思います。

ダブルベッドの場合

ダブルベッドのメリットは?

  • お互いの温もりを感じられる。
  • 喧嘩をしても仲直りがしやすい。
  • 寝具が1セットですむ。

といったところが挙げられます。

ダブルベッドの最大のメリットは、愛し合う夫婦が一緒に寝られるということです。

夫婦であれば常に一緒にいたいもの、新婚であればなおさらです。結婚したら夫婦は一緒に寝るもの、子供ができたら3人並んで川の字で…。というのは昔ながらの日本人的感覚ですが、やはり一つのベッドで一緒に寝るのは愛情のあかしですね。

夫婦一緒に寝ると安心感があってストレスが減る、という方もおられます。とすれば理想的な睡眠には、一つのベッドで夫婦が寝るのが理想でしょうか。

経済的に考えても、シングルベッド2台よりはダブルベッド1台の方が安いに決まっています。寝具も1セットですみますしね。

ダブルベッドのデメリットとしては?

  • 少し窮屈。
  • 相手の振動が伝わってくる。
  • 寝具の好みをどちらかが相手に合わせる必要がある。

といったところでしょうか。

ただ、一つのベッドに夫婦が寝ると、どうしても相手の動きがこちらに伝わってきます。特に寝返りをうつたびに振動が伝わってきます。慣れれば気にならないかもしれませんが、ちょっと神経質なタイプだと気になってしまうかもしれません。

また、ダブルベッドの幅は140cm、一人分が半分の70cmになります。まっすぐ上を向いて寝るのであればいいのですが、横を向いて体をかがめて寝る姿勢では、相手に接触してしまいます。熱々の夫婦の場合はいいでしょう。でも、ちょっと夫婦関係が倦怠気味になるとちょっとうっとうしいかも。掛け布団や毛布の取り合いも起こりそうですね。

シングルベッド×2の場合

シングルベッド×2のメリットは?

  • 相手の寝返りを気にすることなく寝られる。
  • 自分のスタイルで寝られる。
  • 自分の好みの寝具が選べる。
  • 病気になっても相手に移さなくてすむ。

やはり、 夫婦であっても相手に気を使わなくていいというのは一番のメリットでしょう。いくらラブラブであっても、お互いが相手のことを意識せずに自分のペースで寝られる夫婦はそう多くいないでしょう。

どうしても、相手の動きでフット目が覚めてしまったりすることはあります。

寝具の好みやマットレスの硬さもそれぞれ違っているでしょう。相手に合わせていては十分な睡眠が取れなくなるかもしれません。

シングルベッド×2のデメリットは?

  • シングルベッド2台分のスペースが必要。
  • 2台分の出費が必要。
  • 寝具も常に2セット必要。

一つの部屋にシングルベッドを2台置くと、当然スペースが必要になってきます。ダブルベッドに比べて1.5倍近いスペースが必要になってきます。おまけにベッドとベッドの間のスペースも必要になってきますよね。

費用の面でも、ダブルベッド1台とシングルベッド2台を比べれば、当然シングルベッド2台の方が高くつきます。シーツやベッドパッド、掛け布団に関しても同じですよね。選択の手間も考えなければいけません。ダブルベッドに比べ、何かと不経済なのがシングルベッド2台ということになります。

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夫婦が一つのベッドで寝るための解決策

でも、シングルベッドならゆっくりねれるけど、夫婦ならやっぱり一緒のベッドがいい!という方もおられるでしょう。そのためにこのようなベッドの選び方はどうでしょうか。

ダブルよりちょっと広めのクイーンサイズを選ぶ

夫婦が一緒に寝るのならダブルベッドというような先入観を持っていませんか。今はダブルサイズよりもクイーンサイズ(幅160cm)やキングサイズ(幅180cm)が人気なのです。

キングサイズはシングルベッド2台分の幅になるのでスペースも必要で、ちょっと大きすぎるかもしれません。でも、クイーンサイズなら夫婦にとって手頃なサイズといえるのではないでしょうか。セミシングルサイズ2台分のサイズになります。

相手との間隔もダブルベッドに比べ多少開いているので、相手の寝相を気にする事も減るでしょう。夫婦二人で寝てもゆったり感が違ってきます。

マットレスは振動が伝わりにくいタイプを

マットレスのオススメはポケットコイルマットレスです。ベッドとマットレスをセットで購入するのであれば、マットレスをいくつかの種類の中から選ぶことができます。

一般にマットレスのスプリングは、全体のスプリングが連結され一体型になっているのですが、ポケットコイルマットレスは、スプリングが一つ一つ独立しているので、振動が伝わりにくいのです。

高級なポケットコイルマットレスなら。相手が夜中にトイレに起きたり寝返りを打っても、気づくことは大幅に減るでしょう。

マットレスの種類についてはこちらの記事もご覧ください。

連結ベッドを選ぶ

 

連結ベッド(ジョイントベッド)は2台のベッドを並べといっても、ただベッドを2台並べてしまうと、フレームの形状によっては、マットレスとマットレスの間に隙間ができてしまいます。でも、連結ベッドはもともと2台並べて使うようにデザインされているのでその心配はありません。

基本のサイズは、セミシングル・シングル・セミダブル・ダブルなどで、それぞれのサイズを組み合わせることで、最大280cm(ダブルサイズ×2)幅のワイドキングサイズのベッドにすることができます。

子供が生まれることを見越して大きめのサイズにすれば、夫婦だけではなく家族全員が一つのベッドに寝ることもできます。

また、連結したベッドを独立した2台のベッドとしても使えるので、ダブルベッドにするかシングルベッド2台にするかといったことで悩む必要も無くなりますよね。

ベッドの種類に関してはこちらの記事もご覧ください。

まとめ

ベッドが別だからといって夫婦が不仲というわけではないでしょう。また、いくら愛情があっても寝るときに、隣に誰かがいるとなかなか寝付けないという方もおられるでしょう。

新婚時にはある程度のことは我慢できるでしょうが、夫婦での生活にも慣れてくると、愛情はあっても色々と不満が出てくるものです。また、子供が生まれたらどうするのかということも考慮に入れなければならないでしょう。

そういったことを見越してベッドを選ぶことが大切になってきます。最終的にはお互いに十分話し合って決めることなのでしょうが、愛し合って一緒になった夫婦であれば、一つのベッドで一緒に寝られるのが理想でしょう。

なるべくそれを前提として、ベッド選びをされることをお勧めします。

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