
収納の多い部屋っていいですよね。クローゼットやサービスルーム、床下収納など。昔ながらの日本家屋でも押し入れという、色々なものをしまっておける収納場所がありました。
でも、一人暮らしなどしていると、収納が十分あるような部屋に住むのはむずかしい場合もありますよね。そのようなときに役に立つのが“収納ベッド”です。
家具を減らせば部屋が広くなる
…そう思ったことはないでしょうか。でも、モノがどんどん増えてくると、そんなことはいってられなくなってきます。そして、収納家具がどんどん増えてきて、ますます部屋が狭くなってきます。
そこで注目するべきなのがベッドです。
ベッドって部屋で最も面積をとっている家具ですよね。ベッドの下って便利な収納場所ですよね。でも、ただベッドの下にあふれたモノをつ込んでいても、ホコリにまみれてしまうだけなのです。ベッドの下はホコリがたまりやすいという問題があります。
あふれたモノも収納ベッドで解決!
そこで、役に立つベッドが”収納ベッド”。本来、デッドスペースになってしまいがちなベッドの下を収納として有効活用されているベッドです。
収納ベッドにも色々なタイプがあって、代表的なのが、引き出しタイプと跳ね上げタイプです。引き出しタイプは見たまま、マットレスの下が、2~3杯の引き出しになっています。跳ね上げタイプは、マットレス下が全面収納スペースになっていて、床板をマットレスごと持ち上げます。
おすすめはチェストベッド
それぞれに特徴があるのですが、ここでお勧めしたいのが”チェストベッド”。
“チェスト”というのは、日本でいうタンスのこと。チェストベッドは引き出しタイプの収納ベッドなのですが、一般的な引き出しタイプの収納ベッドは、引き出しが2~3杯なのに対して、チェストベッドの多くは4杯以上の引き出しがついています。床から床板までの高さが多少高くなりますが、収納力は抜群です。
チェストベッドの特徴
一般的な引き出しタイプの収納ベッドに比べて、深さのある引き出しが使われているので、格段に収納力がアップされています。
多くは、浅い引き出しと深い引き出しを組み合わせて、4~5杯の引き出し数になりますが、製品によっては引き出しの組み合わせを選ぶことができ、すべて浅い引き出しにすれば6杯になり、収納されるモノによって、組み合わせを選べてとても便利です。また、引き出しの奥のスペースにも収納することができ、引き出しに入らないような長い物、普段あまり使わないようなモノを片付けておくことができるとても便利なスペースです。
チェストベッドのメリット
チェストベッドは、タンス1台をベッドを下に入れているのと同じことになります。
逆にいえば、衣類や寝具、小物などの収納に必要だったタンスが必要なくなり、その分部屋を広く使えることにもなるのです。部屋に置かれているモノが減ればその分掃除も楽になるというものです。
普通なら、掃除もしにくく、ホコリまみれになりがちなベッドの下が、収納スペースとして有効に使われるのです。引き出しですから、もちろんホコリは入らないのでいつもきれいですよね。
チェストベッドの問題点
普通の収納ベッドに比べて、深さのある引き出しを使っているので、その分マットレスまでが高くなる傾向があります。ですから、購入の際はマットレスの厚みも考える必要があります。足腰に不安のあるご年配の方や小さなお子様のいるご家庭では上り下りが大変かもしれません。
また、人によっては組み立てが大変という方もおられるかもしれません。引き出しが多いということもあり、部品点数も多くなってしまいます。引き出し部分やヘッドボードなどが組み立て済みの場合も多いのですが、そうでない場合や組み立てサービスなどがない”お客様組立”の場合などだと、組み立てが苦手な方にとってはちょっと大変かもしれません。
まとめ
普通の引き出しタイプの収納ベッドも便利なのですが、より大容量のチェストベッドは、部屋にモノがあふれて困っている方には特に魅力ですよね。その分、タンス1台分のスペースを確保できます。
購入に関しては、他のベッドと変わらないのでが、あえてチェストベッドの購入ポイントをあげれば、
- 何を収納するかを前もって考えて、引き出しの数と組み合わせを決める。
- マットレスを選ぶ際には、床からマットレスの上面までの高さも考えておく。
- 組み立てが苦手な場合は、完成品があるか、組み立てサービスがあるかも確認しておく。※完成品の場合、梱包サイズを調べて、寝室までの導線を考えておかないと、商品が届いてから、部屋に入らないという場合があるので注意が必要です。
などに注意が必要ではないでしょうか。
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