
ローベッドをご存知ですか?
ベッドの上面から床までの高さが低い(low)ベッドを一般にローベッドといいます。
ローベッドの中でも、脚がなくフレーム全体が床にべったりついているタイプのベッドをフロアベッドといわれてます。
ただ、一般的に低いベッドというだけなので、ローベッドに分厚いマットレスをおけば、“ロー”とはいえなくなる場合もあります。
ローベッドのメリットとデメリット
ローベッドの最大のメリットは、その特徴である低さ故に、ベッド上面の空間が広く感じられるところにあります。
一人暮らしで狭い部屋にしか住めないとか、自室が狭苦しいという方にはおすすめのベッド です。
デメリットとしては、ベッド下のスペースが少なく(フロアベッドの場合はゼロ)荷物が多い場合に、収納スペースとしてベッド下が使えないといったことがあります。
また、ヒザの悪い方にはベッドからの起き上がりにヒザに負担がかかる場合もあります。
>>> フロアベッド・ローベッドってどんなベッド?そのメリット・デメリットは?
ローベッドのある部屋は壁がポイント!
ローベッドの場合、床から30~40cmぐらいの高さのところに寝ることになるので、狭い部屋の中で背の高い家具に囲まれてしまうと、埋もれてしまう感じがするかもしれません。
そこで、家具などはなるべく低めの家具をそろえることをおすすめします。
本棚など、どうしても背が高くなってしまう場合は、なるべくベッドから離れた位置におけばいいでしょう。
地震の時の対策にもなりますしね。
ただ、背の低い家具にしてしまうと、壁が目立ってきます。
そこで壁を有効に使う方法を考えましょう。
写真やポスターを貼るのもいいですし、ウォールラックやウォールポケットを使えば、収納場所として使うことができます。
壁の有効な活用の仕方次第で、あなたのお部屋もより居心地がよくなるでしょう。
ローベッドの中でもステージベッドはおすすめ
ローベッドといっても色々なデザインのベッドがあります。
その中でもおすすめなのがステージベッドです。
ステージベッドとは、マットレスの横に張り出した部分(ステージ)のあるベッドのことをいいます。
普通ベッドは フレームの幅 = マットレスの幅 ということになるのですが、ステージベッドの場合は、マットレスよりも1サイズあるいは2サイズ大きなフレームを使います。
シングルサイズのマットレスを使うのであれば、ベッドフレームはセミダブル、あるいはダブルサイズを選びます。
そうすることで、マットレスの左右にステージを作り出すのです。
ステージベッドは何といっても開放感!
ローベッドはその低さから来る開放感が魅力なのですが、ステージベッドでは、横の空間も広く感じられます。
ステージベッドは、海外のゆったりしたリゾートホテルなどでもよく見られますが、日本の狭い部屋でもそのゆったり効果は十分味わえます。
ちょっとしたラグジュアリー感も味わえるベッドです。
ステージベッドのステージ部分は、ただの余白ではありません。
部屋でくつろいでいる時の、ちょっとしたテーブルがわりとして使うことができます。
一人暮らしなどで、一つの部屋がリビングであり、ダイニングであり、寝室でもあるというのは別に珍しいことではありません。
その中でベッドは寝るためだけに使うもの、その割にスペースをとってしまいます。
その場合でも、ベッドにもたれてテレビを見るときにお茶などを置いておくのも悪くはないでしょう。
寝るときにスマホや本を置いておくこともできますよね。
ステージベッドはサイズに注意!

ステージベッドは、ベッドフレームのサイズがマットレスのサイズよりも広くなければステージのスペースを取ることができません。
ベッドフレームとマットレスは別々に購入することもできる場合が多いので、マットレスに対してフレームのサイズを色々選ぶことができます(あるいはフレームに対してマットレスのサイズを選ぶ)。
シングルサイズのマットレスを使う場合、ベッドフレームはセミダブルを選べば左右に10cmのステージができます。
ダブルサイズのフレームであれば、さゆうに20cmずつのスペースができるということになります。
もちろん、ステージ部分が必要なければ、フレームとマットレスのサイズを同じにするという使い方もできます。
ただ、メーカーによっては最初からベッドフレームのサイズが一回り大きい場合もあるので注意が必要です。
例えば、シングルサイズだと、一般的にはベッドフレームの幅は95~100cmなのですが、シングルサイズという表記でもフレームの幅を120cmとしているベッドもあります。
購入の際はシングル、ダブルなどのサイズ表記以外にも実際幅は何cmかを確認するようにしましょう。
まとめ
ステージベッドはシンプルなフォルムですがとてもおしゃれなベッドです。
欧米のように部屋が広ければ、もっとステージ部分を広く取って、より高級感のあるベッドにすることもできるのですが、日本のお家事情ではなかなかそうはいかないですよね。
でも、狭い部屋だからこそ、空間を広くゆったりと見せることができるのがロースタイルのステージベッドです。
この機会に、より居心地のいい部屋にできるように、ベッドを見直してみませんか。
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