あなたは部屋に敷く敷物をなんと呼んでいますか。絨毯? カーペット? ラグ? ラグマット?人によって呼び方はまちまちですね。
特にラグとラグマット、何が違うのでしょうね。同じなのでしょうか、それとも違うものでしょうか。
インテリアショップ等に並ぶ商品でも、ラグと表示されていたり、ラグマットと表示されていたりします。
まぁ、気に入ったものを買うわけですから、名前なんかはどうでもいいような気もしますが、でも、ややこしいですよね。
カーペットと絨毯
絨毯とカーペットは同じもの。日本語か英語かの違いです。
ただ言葉の持つニュアンスで使い方を変える場合もあります。
一般的にはカーペット、高級なものに関しては絨毯、例えば「ペルシャ絨毯」のようにね。
「床にカーペットが敷いてある」と聞いて想像するのは普通の一戸建ての住宅やマンションの今を想像するかもしれませんが、人によっとてオフィスの床を想像するかもしれません。
でも「床に絨毯が敷いてある」と聞いてオフィスの床を想像することは少ないのではないでしょうか。
ないとは言いませんが、どちらかと言うと単に居間ではなく「応接室」の床など、ちょっと高級な家を想像するのではないでしょうか。
なんとなく「絨毯」と聞くと高級な感じがしてしまうものです。
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では、カーペットとラグは?
これもややこしいですね。カーペットとラグで製造方法や構造が違うということはないですからね。
でも一般的にはカーペットとラグの違いはサイズや敷き方の違いで説明されていることが多いようです。
何が違うかというと、おおざっぱにはカーペットは床全面に敷くもの、ラグは床の一部に敷くもの、ということです。
どういうことかというと、カーペットは床全面を覆うような敷き方をします。
それにひきかえラグは床の一部、たとえは応接セットのテーブルの下とか、ダイニングテーブルの下とか、ベッド脇に敷く場合もあります。
そのように部屋の一部にポイント的に敷くのがラグのようです。
ですから床全体に敷くカーペットに比べてラグの方がインテリア的な要素が強いような使い方がラグなのではないでしょうか。
もっと具体的には、ラグの大きさはだいたい3畳から1畳くらいのサイズで部屋の一部に敷くものと説明されていることもあります。
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だったらラグとラグマットは?
製品によって、商品名が「ラグ」となっていたり「ラグマット」となっていたりするものがあります。
どうもラグとラグマットを明確に説明しているものはないようで、ラグとラグマットは同じものと考えていいようなのです。
実は、先ほどのラグの大きさで、3畳から1畳くらいのものを「ラグ」と書きましたが、ではそれより小さいものはどう呼ぶのかというと「マット」と呼ぶのです。
たとえば「玄関マット」「キッチンマット」など、足元の狭い範囲をカバーする敷物です。
ラグとマット、サイズの他に何が違うのかというと、これといって違いはありません。
構造自体同じなのです。製品によっては、同じ素材、同じデザイン、同じ製造方法でラグとマットがシリーズになっているものもあります。
リビングに敷いてあるラグと玄関に敷いてあるマットがおそろいなのってちょっとおしゃれですよね。
結局ラグとラグマットは同じ
ラグとラグマット、同じものとみていいようです。
しかし、専門家の中にはラグとマットは違うものなのでラグマットという言い方はおかしい、という方もおられるようです。
ラグのサイズがある程度小さくなってくると、マットと呼び名が変わるということなのですが、ではその境目はというと、ラグと呼んでいいのかマットと呼んでいいのか悩むところですよね。
おそらくそこらへんが「ラグマット」と呼ばれるようになった所以なのではないでしょうか。
確かに、カーペットとラグの境目もややこしいですよね。
3畳の部屋にラグを敷いたら、それはカーペットではないのか、何十畳もある豪邸のリビングの応接セットの下に6畳ぐらいのカーペットを敷けばそれはラグではないのか、なんて考えてしまうときりがありません。
実際、製品を見てみるとカーペットとラグはなんとなく分かれているようですが、メーカーによってラグと表現したり、ラグマットと表現されたりで、ラグとラグマットに関してはあまりはっきりしていないようです。
マットに関しては、玄関マットであったり、キッチンマット、浴室の足拭きマット、洗面台の足元用であったりと、使用目的が比較的はっきりしていてわかりやすいようですね。
先ほど、3畳の部屋にラグを~とか、何十畳もある豪邸のリビングにカーペットを~、とか書きましたが、カーペットやラグではなく日本語で「絨毯」と言ってしまえば解決ではないですか。
なんとなく日本語は便利だなと思ってしまいました。
まとめ
絨毯、カーペット、ラグ。おまけにラグマットにマット。
結局同じ素材で同じ製造工程であってもサイズや使用目的で呼び方が変わってくるようです。
でもその境目になるととても曖昧で、特にラグマットという言い方は、正しくはないけれども間違ってもいないといった曖昧な表現のような気がします。
いずれにしろ、カーペットもラグもラグマットも明確な分け方がないようなので、その場その場で臨機応変に使い分ける必要も出てきそうです。
その時に曖昧なりに違いがわかっていると、いざラグやカーペットを買いに行った時に名称で迷うことは少ないのではないでしょうか。
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