ラグを購入するときに、失敗しやすいのがサイズを間違うことです。あるいはサイズは合っていても、敷いてから思わぬところに問題あり!なんてこともあります。例えば部屋の隅っこに斜めにおいてあるテレビ。ドアと床の隙間など。
テレビを部屋の隅に斜めに置くことはよくあること。そこにラグの角が当たってしまって、仕方なくテレビ台にラグの角を踏ませてしまう。また、ドアを開いた時に床との隙間が少なくて、ラグを敷くとドアが開けられない、あるいはドアでラグがめくれてします。その他にもいろいろあるかもしれません。そうならないように購入の前に、サイズの確認は慎重に行うようにしましょう。
サイズの確認の方法
お店で実物のラグを見て大きさを確認しても、実際自宅に届いて敷いてみたら、思っていたより大きかったということがあります。用心しすぎて逆に小さかったということも。店舗の中は広いですから、同じサイズでも狭い室内で見るのとでは感覚が違います。それがネット通販だったらなおのことですね。
実際に実物が見れないわけですから。商品説明や商品スペックに書かれている数字だけが頼りです。でもラグのサイズはある程度共通のサイズが決まっています。90cm、130cm、180cm、200cm、240cm、320cmなどの数字がよく見られます。それ以外にもサイズはありますが、よくあるサイズのそんなところです。店舗の商品を見て大きさの感覚を覚えておくという手もありますが、もう少し確実な方法を取りたいですね。
どのように敷くのかシミュレーションをしてみる
必要なラグのサイズを決定するには、ラグに代わる何かを利用して確かめてみるのが一番確実な方法です。そうすることによって、実際にラグを敷いた時の問題点も見つけやすくなります。
四隅にペットボトルを置いて確認する
一番簡単な方法です。別にペットボトルでなくても、ほんとかCDやDVDのケースでもいいのですが、ラグを敷いたと仮定して、その角に当たる四隅に、目印になるペットボトルを置いて、その間隔をメジャーで測定して、一番バランスのいい大きさを確認するという方法です。
ヒモを使って確認する
梱包用のヒモなどでいいでしょう。ラグを敷くエリアを囲ってみることで、ラグとまわりの家具とのバランスが確認できるでしょう。ペットボトルを置くよりもより具体的に、ラグが敷かれるスペースがわかりやすくなると思います。
ただ問題点は、ヒモをピンと張るのがむずかしいということですね。でもその場合はペットボトルも併用すればいいですね。ヒモで引っ張られてペットボトルが倒れるようであれば、中身の入ったボトルを使うとか、中に水を入れるとかすればいいでしょう。
ダミーのラグを作ってみる
大きな布があればいいのですが、なければ梱包に使うクラフト紙などでもいいですね。実際にそこに敷かれるラグと同じ大きさのダミーを作ってしまうのです。これが一番わかりやすいです。ラグほどの大きさの紙がなければ、小さい紙をテープでつなぐこともできます。バラバラの紙を並べるだけでもいいのですが、一枚物にしたほうが、なんとなくわかりやすくなるのではないかと思います。
実際のサイズはぴったりとは限らない
ただ、ここで注意しなければならないのは、測ったサイズと同じサイズのラグがあるとは限らないということです。最初からラグのサイズを調べて、そのサイズで確認作業をしているのであればいいのですが、そうでないのであれば、測定したサイズに一番近いサイズのラグを探すことになります。
その場合、測定したサイズよりも大きくてもいいのか小さめを選ぶのかは、注意をして判断することになります。ほしいラグに希望のサイズがない場合は、ある程度妥協する必要も出てくるでしょう。
前もってラグの色やデザインを選んでおきましょう
先にサイズを測って決めておくよりも、前もって好きなラグを選んでおいて、そのラグのサイズがうまく部屋にマッチするかを考えたほうが、うまくいく場合もあります。場合によっては、部屋に合うラグのサイズを選ぶのではなく、ラグに合わせて室内の家具を配置する、ということもありですね。
サイズを決定するのは最後?
サイズを決めるのは最初がいいのか、最後がいいのかは悩むところです。考え方にもよるので、一概にはいえません。
ラグによってはサイズのバリエーションがあまりない場合があるので、好きなラグを決めるときに、最初にサイズを決めておけば、欲しいサイズのないラグは最初に対象から外しておくことができるので、選ぶ対象が減ってラグ選びが楽になるという考え方ができます。
逆にサイズを最後に選ぶのであれば、好きなデザインや色、お部屋の雰囲気にあうラグを選ぶことができます。好きなラグがサイズが合わないからといって、最初から排除されることはなくなりますからね。
特に、通販で購入する場合など、サイズ別のカテゴリーから選んでいる場合は、自分の好みのラグを見ることなくラグ選びをするハメになるかもしれません。サイズを最初に決める場合は、その前後のサイズのカテゴリーのラグも一応確認しておきましょう。
…ということで
やはり、デザイン、色、サイズなど、納得して買ったラグを敷いている部屋は、居心地のいい部屋に違いありません。デザインや色選びも迷うことになるかもしれませんが、迷いに迷ってやっと買ったラグも、サイズが合わなければ泣くに泣けません。サイズ選びは慎重に行いましょう。
>>>参考:おしゃれなラグの選び方
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