春も終わり夏が近づいてくると、夏用にお部屋の模様替えもしたくなってきませんか。5・6月は衣替えには最適のシーズンですよね。
ゴールデンウィークを目安に衣替えをしようと考えておられる方も多いのではないでしょうか。この頃になると寒さとは、もう無縁になってきます。冬物はしまって夏に向けて気分も一新しましょう。
皆さんの家のリビングに敷いてあるラグも、季節に合わせて夏用ラグに取り替えてみましょう。
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ラグ選びにはいくつかのポイントが!
うちのラグはオールシーズン対応だから大丈夫、と思っていませんか。まあ、それはそれでいいのですが、日本には四季があって、これから夏になるのですから、夏用のラグに変えてみましょう
季節に合わせたラグを選ぶには、いくつかのポイントがあります。夏用のラグを選ぶにもそれなりにポイントを抑えて置きましょう。
そのポイントとは、
- 素材
- カラーとデザイン
- 機能
です。
リビングに適した夏用ラグの素材とは
ラグに使われている素材には、
- 天然素材
- 合成繊維
の2種類の素材があります。
天然素材の代表はい草と竹
い草と竹は肌触りもさらりとしてひんやり、見た目も涼やかで、夏用のラグにはぴったりの素材です。
い草や竹というと「和」のイメージが強いと思われる方も多いでしょうが、洋間にあったデザインのラグも多くあるので心配はありません。逆に洋間に「和」の要素を持ち込むのも面白いかもしれませんね。
綿や麻も夏用ラグの素材にピッタリ!
どちらもお馴染みの素材ですが、綿と聞くとちょっと暖かいイメージがあるかもしれませんね。でも、綿は吸湿性が高く、夏の汗ばむような季節でも汗を吸い取り、常にさらっとした手触りを保ちます。
特に、インド綿の手織りのラグはざっくりした風合いの手触りで、夏用のラグとしてリビングにも最適なラグです。
麻のラグはあまり多くはありませんが、麻はリネンとも呼ばれ、夏用の衣料品でもお馴染みでしょう。
夏のリビングには見た目の涼しさも大切
いくら夏向きの素材が使われてるとはいえ、触って感触を確かめてみるまでは、涼しさは伝わっては来ません。リビングルームに入ってまず涼しさを感じさせるのは視覚です。
リビングルームに入って、床にふかふかのシャギーラグやウレタン入りのボリュームのあるラグが敷かれていたら、暑苦しく感じるのではないでしょうか。
涼しく感じるのはブルー系の色
色には暖色系の色と寒色系の色があります。暖色系の色としては赤やオレンジ、黄色などの色を指します。反対に寒色系の色は、ブルー系の色、例えば青緑、青、青紫などの色を指します。
部屋を涼しく演出するのであれば、ブルー系のラグを敷けばいいということになります。もちろん、ソファの色やカーテンの色とのバランスを見てラグの色を選ぶ必要はあるかもしれません。
夏らしいデザインを選ぶ
ラグのデザインといっても色との兼ね合いがあるので、一概に夏らしいデザインというのも難しいのですが、例えば、モンステラなどのリーフ柄や水の流れを感じさせるデザインなどは見た目も涼しく感じさせてくれます。
ストライプなどでも、ブルーを基調としたマリンボーダー柄などは夏を感じさせてくれます。
あるいは、ハワイや南太平洋の島々の伝統的なエスニック柄やネイティブアメリカン伝統模様も西海岸風のインテリアによく使われています。
夏向きの機能を持ったラグ
さわっただけでひんやりする接触冷感ラグが人気
接触冷感楽も夏用のラグの定番となってきていて人気があります。
冷やす方法も様々で、化学反応を利用したものや金属の熱を奪う性質を使ったもの、ガムでおなじみのキシリトールを使ったものまで、様々なラグが出ています。
触った時の体感温度もー2℃からー8℃と様々です。
夏だからこそダニやカビの対策を
夏は誰もが汗をかく季節ですよね。ラグの上を素足で歩くこともあるでしょう。そうすれば自然と湿気がラグにたまり、たまにラグをめくってみるとカビが…、ということにもなってしまいます。
それに毛足のあるラグなどでは、ダニの繁殖の心配も出てきます。
それを防ぐにはこまめに掃除をすることが必要ですが、それと同時に防カビ加工や抗菌加工がされたラグを選ぶことも必要です。
夏のリビングはこの夏用ラグに衣替え
夏用の素材の代表がい草です。い草には天然の調湿効果があって、蒸し暑い夏でもサラッと快適に過ごすことができます。
い草のラグというと、どうしても和室向きという印象がありますが、このラグは、太いストライプを使った、北欧風のデザインなので、洋室のフローリングの部屋にも合わせることができます。
夏が終わって片付ける場合でも、折りたためるので、収納もラクラクです。
カラーは2色用意されており、どちらも、パステルカラーのさわやかな色なので、夏用のラグとして最適です。
Moppet – モピート
天然素材のインド綿100%のラグ。インド綿のラグならではの、素朴な風合いが魅力です。
インド綿のラグというと、ザックリとした風合いが特徴ですが、手触りは柔らかく、吸湿性もいいのでサラッとしていて、蒸し暑い日本の夏におすすめしたい素材です。
カジュアルなラグなので簡単に敷けて、汚れても洗濯機で丸洗いができるので、いつも清潔にお使いいただけます。
チノボーダー
淡い色のボーダーは、とても夏らしいイメージです。この太いボーダーのラグは丈夫で優しい、綿100%のチノ素材でつくられています。
肌触りが良く、吸湿性にすぐれているので、夏用のラグとして最適です。
チノ記事は衣服に使われるお馴染みの丈夫な素材。なので、汚れても洗濯機で洗って大丈夫!
たためば、コンパクトに収納できるので、とても便利。
端っこにレザー風の片押しのタグがついていて、ちょっとおしゃれです。
サーフウェーブ キルトラグ
サーフィンをイメージした、キルトラグです。
夏といえば、アメリカの西海岸をイメージする方は多いのではないでしょうか。
また、西海岸スタイルのインテリアにこだわる方も増えています。
そんな方にピッタリなのがこのラグです。
ちょっと、色あせたようなヴィンテージ感のあるプリントのデザインが、とってもCOOL!
素材は綿100%なので、丈夫で洗濯機の丸洗いもOK!
リネケラグ
大胆でモダンなデザインのラグ。このラグはベースにメタル素材を使っており、夏場に冷房を入れることで、ラグ自体の表面温度を下げて、より涼しく感じさせるという優れもの。冬は夏の逆で暖かく感じさせてくれます。
フレンチボーダー
普通の綿100%のラグと比べて6℃も冷たく感じるという、信じられないようなラグです。
基布に使われている特殊なポリマーに、体圧が加わると吸熱反応が始まり、冷たくなってきます。
いかにも夏向きといったラグですが、冬は使えないかというと、室温20℃以上でないと反応しないということなので、冬も普通のラグとして使えるということで、ホットカーペット・床暖房対応になっています。
また、パイルにはうるおい成分の「スクワラン」が含まれているということで、手触りもしっとりとした、やさしい触感が楽しめます。
まとめ
夏はどのご家庭でもエアコンを使うでしょう。だからといって一年中同じラグを敷いているのではつまらないでしょう。やはりリビングも夏は夏らしいインテリアに模様替えをすれば、気分的にも夏を楽しめるようになるのではないでしょうか。
また、エアコンを使っていても、部屋の温度は25℃以上に設定しているのではないでしょうか。外の気温に比べれば涼しいでしょうが、春や秋の気温に比べれば高い温度です。
そうなれば、カビやダニの心配もしたほうがいいでしょうね。夏のラグを選ぶ場合はそこのところも意識をしたほうがいいのではないでしょうか。